パコちゃん日記 4

 ちょっと今日は、時間をワープしてみることにする。あまり知られていないけど、実は、ネコの時空間は自由自在なのだ。僕は今、天国にいて、ガブリエルやルイスともネコ会議をしている。ニャンズームは、実はずっと昔からボクたちは使っていた。ムファムファは、そのことに最近どうやら気づいて、僕たちが人間の真似をしたと思っている節があるから、笑っちゃうんだけど!

 ガブリエルは、どうやら狂暴で悪い子とムファムファに思われている。確かに、マリオ兄ちゃんはじめ、僕たちはあんまりプファプファやムファムファに嚙みついたりはしなかった。遊びに夢中になって、勢いで手をひっかいちゃったりはしたけど。「どうして噛んじゃうの?」とガブリエルに聞いたことがある。「ムファムファに抱っこしてもらうと嬉しくなって噛んじゃってる…」と、ガブリエルも自分の行動を不思議に思ってるみたい。「あと、お尻を拭かれたりすると頭にきて、プファプファにかかっていっちゃう」と。僕は、ガブリエルに言った。「ガブは悪い子じゃないよ。安心して‼」。「ホントに?」と、ガブリエルはホッとした顔をした。僕は、「心って不思議で、自分でもわからない気持ちが出てきたり、思いもしてないことをやっちゃうことがあるんだよ」と、ガブリエルに教えた。

 「ルイスがきてから、ガブリエルはあんまり噛まなくなったよね」と僕が言うと、「うん! だって、お兄ちゃんになったから」とガブリエルが答えた。「偉いね! でも、あんまり我慢しすぎない方がいいよ」と、僕は伝えた。僕が我慢しすぎて、三角禿になったことがあると教えたら、ガブリエルはビックリ仰天した。何を我慢していたかはまたいつかね。

 「パコ兄ちゃんは、いろんなこと知ってるんだね」とガブリエルは感心してる。「マリオ兄ちゃんに、いろいろ教えてもらったからだよ」と僕は言った。「僕は次男だから、日記を書く担当になったんだよ」と教えた。「ふーん」と聞いてたけど、ガブリエルはそれがどういうことなのか、さっぱり分かってないようだ。「悪い子じゃないと言われてよかった。僕は繊細なのかもしれない」とガブリエル。「そこまでは言ってないけど…まあ、いいか」と、僕はニャンズームを止めた。

 

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